| 高校の音楽教師の半生を描いた作品。 作曲を愛するある男(リチャードドレイファス)が、ある高校の音楽教師になる。オーケストラの授業を通して、最初はバラバラでやる気のなかった生徒たちを音楽に熱中させることに、自らも生きがいを見出していく・・・。 そんな中、彼と奥さんの間に子供が産まれたが、子供は先天的に耳に障害を持っていた。 生徒たちを一流の音楽家としての道に進ませるという任務に没頭する反面、家庭とくに息子のことは妻にまかせっきりになってしまう彼。息子も、聾者である自分には音楽が分からないと思っている父親を、強く非難するようになる。 そして、60歳で定年を迎えたある日。講堂では彼の定年を祝うイベントが用意されていた・・・。 30年という彼の音楽に満ちた半生を、様々な見方で描いている作品です。自分の好きな音楽を、若者と分かち合い、将来有望な若者を世に送り出す喜び。反面、聾者の息子を持ったことで、自分の息子とは音楽の喜びを共感できないという深い悲しみ、彼を支えながらも障害のある息子を熱心に支える妻・・・。 そして、30年経ち定年を迎えたときに、平凡に思えたこの30年間を大勢を目の前に振り返るシーンは、感動です。 リチャードドレイファスは、この映画で始めて知りましたが、とても味のあるイイ俳優さんだなと思いました。 |
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